第18回 定期演奏会



第18回 定期演奏会


創立30周年を記念して


平成27年度犬山市民活動助成金事業



ごあいさつ

30年を想う・・・・・団長: 奥田しげみ

 本日は「犬山市民合唱団創立30周年記念第18回定期演奏会」にお忙しい中お越しいただきまして誠にありがとうございます。
 1983年「犬山市民合唱団発足にあたり団員募集」の新聞記事を目にした時私は、「犬山で混声合唱ができる」と言う嬉しさと期待に心が躍りました。80余名で発足、初代指揮者に川口豊氏、次に谷鈴代氏を迎え現在に至っています。団が当初よりこだわり続けてきたのは美しい合唱を味わうことはもちろんですが、「いつも、どんな時も楽しく」でした。
 この「こだわり」を快く汲み取っていただいた谷氏の指導は、厳しく難しい要求も容赦ありませんでしたがそれ以上に、それを理解できるように粘り強く丁寧な人間味あふれたものでした。練習時間終了時には、達成感を感じ、いつも次回練習日を楽しみにしていることに気がつく日々でした。また、団員が一桁に減少したときも「こだわり」のおかげで明るく少人数のアンサンブルに果敢に挑戦し、大合唱とは一味違った世界を味わえました。
 本日のプログラムは団の歴史上節目に演奏しました曲を組み込み、これから新しい一歩を踏み出すスタートとするべく想いをこめて演奏いたします。どうぞ30年の歴史をお聴きください。


犬山市民合唱団との出会い・・・・・指揮者: 谷 鈴代

 故伊藤裕規氏から依頼され犬山市民合唱団の指揮者となって27年。 何故? 犬山に来たのか? どうしてこんなに長く犬山に来ているのだろうか? 30周年の今、いろいろ考えてみました。
 ここに来たキッカケは、私の友人と伊藤直美さん(故伊藤氏のお子さん)が知り合いで、ある日偶然出会った事から始まりました。そして、奥田しげみさんとの出会いは大切です。コール・コラーレ(声楽アンサンブル集団)で一緒に歌い、音楽を作ってゆく楽しみを見つけ市民合唱団にも多くの影響を与えたことでしょう。団員の皆さんは、地に足のついたまじめな人たち、きびしい練習にもへこたれない、少人数になってもがんばる。粘り強い人々によって市民合唱団は成長し続けました。これからも多くの仲間を増やし、前を向いて歩いて行って下さい。



Profile ≫≫



1 stage

ルネサンスの合唱曲 (解説≫≫

指 揮: 谷 鈴代


O là !O che bon eccho ! (やまびこ)
O Magnum Mysterium (おお、大いなる神秘よ)
Ne timeas Maria (畏れるなマリアよ)




2 stage

30年想い出の曲アラカルト (解説≫≫

指 揮: 谷  鈴代
ピアノ: 藤原 一子・萩 賢輔


混声合唱組曲「水のいのち」より
雨          作詩:高野喜久雄  作曲:高田三郎

雪          文部省唱歌    編曲:当間修一
春が来た       作詩:高野辰之  作曲:岡野貞一
           編曲:当間修一
浜辺の歌       作詩:林 古渓  作曲:成田為三
           編曲:林 光
赤とんぼ       作詩:三木露風  作曲:山田耕作
           編曲:鈴木憲夫
Narrator  小森早江子

北の国から  遥かなる大地より~蛍のテーマ
           作曲:さだまさし  編曲:鈴木憲夫
防人の歌       作詩・作曲:さだまさし  編曲:鈴木憲夫
虹と雪のバラード   作詞:河邨文一郎  作曲:村井邦彦
           編曲:加賀清孝
瑠璃色の地球     作詞:松本 隆  作曲:平井夏美
           編曲:白石哲也

斎太郎節       宮城県民謡  編曲:中島満久
混声合唱、2台のピアノと三線のための「沖縄のスケッチ」より
あかなー       作曲:寺崎睦也

混声合唱組曲「近松恋物語」より
愛こそは「曽根崎心中」  作詩:島田洋子  作曲:岩河三郎

混声合唱のための組曲「旅」より
行こう ふたたび   作詩:田中清光  作曲:佐藤 眞
















休憩・・・映像でメンバー紹介


3 stage

混声合唱のための組曲「蔵王」 (解説≫≫

作詩:尾崎 左永子  作曲:佐藤 眞

指 揮: 谷 鈴代
ピアノ: 萩 賢輔
ソロ: 佐藤吉盛


1. 蔵王讃歌
2. 投げよう林檎を
3. 苔の花
4. どっこ沼
5. おはなし
6. 雪むすめ
7. 吹雪
8. 樹氷林
9. 早春




終演
団長 奥田 しげみ
アンコール「しあわせ運べるように」